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Since2013.10~「100万人の金色のコルダ」をベースに、吉羅暁彦理事長と日野香穂子の小説を連載していました。現在単発で吉羅理事長楽章ノベライズや勝手に楽譜イベ内容を補完した妄想小説を掲載中。R18小説・HコミックをDLSITEでダウンロード販売中。イラストや漫画も無料掲載中♪一部パスワードあり
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お待たせしました!連載時、拍手数もコメント数も多かった「35 Extasy」が収録されている激エロティックなパートを販売開始します!

【30蠱惑~49Change clothesまで】
30蠱惑~49Change clothesまで DLsite.com直リンク

以下にサンプル文書を掲載します。おまけで未発表「30話・理事長視点から独白」を最後に収録しています。


「とんだ邪魔が入ってしまったな......」
吉羅が香穂子の下肢に手をやりながら言った。
「もし君が本気で私から逃れたいと思ったのなら、土浦君に助けを求めることもできたはずだ。だが、君はそうしなかったな」
香穂子はどうすることもできず、ただあそこで話を聞いていることしかできなかった。
彼女が土浦の前に姿を現せば、あからさまな吉羅との情交の様子を見せ付ける結果になる。

(中略)

「......やめ......」
顔を上げられて唇を奪われる。
不意に強いノックのあとに、吉羅の返事を待たずにドアが開かれる。
「おっと......」
金澤の声がするが、吉羅は一向にキスをやめたりする様子がない。
今まさに彼に見られてしまっているのに――
香穂子は焦りと羞恥心とで背筋に冷たい汗が伝わり落ちていくのを感じた。

(中略)


彼の動きが止まってしまって、香穂子は泣くような声をあげた。
「お願い......ああ、やめないでください......」
恥も外聞もなく懇願するしかない。
目の前に迫り来る絶頂を逃したくない一心で。
「......ふふ。そんなにいいのか?」
笑いながら、吉羅が律動を再開させる。
完全に抵抗する意志を失くし、彼によって与えられる悦楽を貪ることしかできない。
「君が、こんなにまで私に溺れてくれるとはね。......男冥利に尽きるな。......もっと気持ちよくしてあげるよ。もっと......もっとね」


(中略)

「君の体が急速に成熟を遂げているのに、心がついていかないというところかな。私も、君を酷く責め苛み過ぎてしまったようだ。長居はよくないから、私はそろそろおいとまするよ。早く元気になって、またヴァイオリンを聞かせて欲しい。待っているよ」
額に軽くキスをされて、一瞬だけ低く囁かれた。
「愛しているよ。――香穂子」


扉を開ける前に、吉羅は少し後ろを振り返って微笑を浮かべた。
嘘のような本当の言葉。
取ってつけたような言葉だと思ってしまいそうになるが、何度も反芻する。
ほんの十分くらいしかここにいなかったのに、彼の言葉などどれが本当か嘘かもわからないのに。
もう涙は出なくなっていた。
無自覚なマゾヒストだと吉羅に指摘された途端に、全ての符号が合わさった気がした。


(中略)

「ああ、日野君。ご苦労だったね。ここの整頓は私の部屋の何倍も大変だろう。
とても一日で終わるような作業ではなさそうだ」
吉羅の苦笑交じりの声を聞き、金澤が反論する。
「日野の奴、おまえと同じような物言いまでするようになったぞ。経費削減しろってよ。さすが理事長様の秘蔵っ子だよなあ」

そんなことをからかい半分にまで言われてしまって、香穂子は内心激しく動揺する。
確かに、学院の経営状況は相変わらず芳しくないのを吉羅の口から直接聞かされている。
だから当たり前の策を、当たり前のように提案したつもりだったのに。
「それは堅実ですね。彼女の言い分は正しいですよ。生徒の方が学院の状態によほど危機感を持ってくれているというのは、どうなんですかね」


(中略)
不意に会話が途切れて、暫しの沈黙の後に吉羅が呟くように話した。
「言っただろう?リセットする、と」
「......そうですね。そう言いましたよね」
香穂子は微かに笑みながらうなずいた。
「それから......私は、私からは触れない、と言ったのだがね」
思いがけない言葉に香穂子は黙った。
つまり、触れたければそっちから触れてこいという意味に取れる。
テーブルの上に置いた香穂子の手が、そう言われたからといって動くことはなかった。

「――ずるい」
香穂子はぽつりと言った。
「ずるい人ですね......あなたは」
思ったことを正直に口走りながら、香穂子は頬と胸のあたりが熱くなるのを感じていた。
「私のどこがずるいって?」
香穂子をからかうような口調と目つきになった吉羅に気持ちが揺さぶられる。
「私のこと、あんなにさせておいて......」


(中略)
「――ねえ、吉羅さん。私のこと、好きですか?」
「好きだよ。でなければ、こんなことはしないよ」
「じゃあ、愛してるって言いましたよね。本気ですか?」
「本気だよ。――愛しているよ」
真顔で見つめられながらそう告げられると、うっかり信じてしまいたくなる。

「相手の嫌がることをしたり、困らせたりすることが、あなたの愛情なんですか?」
静かな怒りが香穂子の声の調子を落とさせていた。
「好きな子ほどいじめたくなるという小さな子供がいるだろう。それと似たようなものだよ」
「それじゃあ、そんな子供じみた愛情表現があなたのやり方なんですか?」
吉羅はふっと笑った。


(中略)
特典未発表書き下ろし 理事長の独白より抜粋

――嫉妬......?
嫉妬しているのだろうか。
年若い未成熟な少年に。
三十路を過ぎた、いい大人の私が。

土浦は二年生当初から彼女と仲がよく、私が理事として着任する前から日野君と密に接し続けている。
コンクールへの出場を強要され、伴奏者が土壇場で欠場するという窮地に陥った日野君の伴奏を買って出て、彼も一躍注目の的となった経緯を辿っている。
彼の一年近くに亘る熱い想いは、気の毒に、彼女には届いていなかったようだ。
――さぞ悔しいことだろう。
たかだか秋口くらいからしか接していない私が、日野君の身も心も奪ったと知れば、あのように激しく憤っても致し方あるまい。


先日販売した分も、お買い上げありがとうございます<m(__)m>
販売数がじわじわと増えているのを見ると、とてもとてもありがたい気持ちでいっぱいです。

実は先日のシンフォニア設定のお話も書いているんですが、妙にエロくなってしまった…(´・ω・`)

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医療関係 歯は大切に♪
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読書。絵を描くこと、文章を書くこと。
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なんだかいろいろと絵や漫画を執筆中。…吉羅理事長勝手ノベライズ+捏造小説他公開中.理事長ゆず風呂漫画3完成して一応完結しましたw





100万人の~をベースに現在の時系列で勝手ノベライズ&完全空想エロありエピソードを書いています。時に微エロ・ハードエロありですのでご注意を!







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