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Since2013.10~「100万人の金色のコルダ」をベースに、吉羅暁彦理事長と日野香穂子の小説を連載していました。現在単発で吉羅理事長楽章ノベライズや勝手に楽譜イベ内容を補完した妄想小説を掲載中。R18小説・HコミックをDLSITEでダウンロード販売中。イラストや漫画も無料掲載中♪一部パスワードあり
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ある日、香穂子がいつものように森の広場でヴァイオリンの練習をしていると、普通科の友人が声をかけてきた。

「香穂、頑張ってるね!私、音楽のことは正直よくわからないけど前より素敵になってると思うよ」
褒め言葉に嬉しくなった香穂子は、微笑んで「ありがとう」と返した。

「……でもさ、もうすぐ試験だよ?ヴァイオリンの練習ばかりだと試験勉強が疎かにならないかな?熱心なのはいいことだけどさ。赤点取っちゃったらまずいし、少しヴァイオリンの練習を休んだ方がいいんじゃないのかな?」

言われてみれば、そうかもしれない。
ここのところ弾くのが楽しくてヴァイオリン練習ばかりをしているが、そろそろやりすぎじゃないかとは感じていたのだ。
試験勉強からの逃避を兼ねて、楽しいヴァイオリンに身を入れすぎている。
「うん、そうしようかと思ってる。ここんとこちょっと演奏一辺倒になってた気もするの」
「――でしょ?楽器の演奏もいいけれど、勉強も大事だよ」

そこへ、音楽科の制服を着た男子生徒が通りがかった。

「ちょっと待った!日野さんは音楽祭のメンバーなんだぞ?音楽科の生徒に比べれば、たいしたことのない音色しか出せないんだ。もっとヴァイオリンの技術を研鑽してもらわないと納得がいかない」
男子生徒は憤った様子で一気にまくし立てた。
「大体、試験くらいでヴァイオリン練習を休むなんて、本気で打ち込んでない証拠だ」

「――ちょっと!それはさすがに言いすぎじゃないの?」
友人がムッとして言い返すが、彼も負けてはいない。
「普通科の生徒には、音楽祭の参加資格を奪われた気持ちはわからないよ!日野さんが普通科から選ばれたせいで、出場できる枠は一つ奪われたんだ。これでもし下手な演奏なんかされた日には、僕ら選抜から漏れた音楽科生徒の立場がない」
「だからってそんな、押し付けるようなこと――!」

二人の生徒の間に険悪な空気が漲っていくのを、香穂子はどうやって止めたらいいのか途方に暮れていた。

そこへ、聞き覚えのある低い落ち着いた声がかかる。

「何を言い争っているのかな?」
「吉羅理事長……!」
出し抜けに現れた学院理事長の姿を認めて、音楽科男子の声と表情に驚きが満ちる。
ちょうどいいところで来てくれた吉羅に仲裁に入って欲しい。
香穂子は、事のあらましを吉羅に説明した。

「……なるほど。確かにどちらの言い分にも理はあるな。音楽科の生徒としては、音楽祭の代表者には完璧な演奏を期待するだろう」
「当然ですよ。だったら――」
「けれど、君は自分が音楽祭に参加できない不満を彼女にぶつけていないと言えるだろうか?」
「……うっ……」
吉羅の指摘に、音楽科男子が口ごもる。
どうやら図星だったようだ。
次に吉羅は香穂子の友人の方を向いた。

「そして、君の意見だが、私ももっともだと思う。ヴァイオリンの練習ばかりで勉強がおろそかになるのは望ましいことではない」
「ですよね!だったら――」

「しかし、ヴァイオリンの練習は一日休むと感覚を取り戻すのに三日かかると言われている。毎日のたゆまぬ努力は必要だ。まして日野君は音楽祭の選抜メンバーなのだからね。その自覚があるのなら、なおさら練習をおろそかにはできないだろう」
「そ、それはそうですね……」

「どちらの言い分も正しい。価値観が異なるだけだ。だが、自分の価値観を振りかざして、相手に強要するようなことがあってはならない。個人の価値観は尊重されるべきものだと私は思っているが、……君たちはどうなのかね?」

吉羅の、一分の隙もない論理的な言葉に説得されて、音楽科の男子はうなだれていた。
香穂子の友人も同様に、吉羅に頭を下げた。

「はい……」
「わかりました、すみません」
「結構、双方納得いったようだね。それでは、私はこれで」

吉羅は喧嘩を丸く収めると、その場を去って行った――

翌日、香穂子が廊下を歩いていると、男性教師と話している吉羅を見かけた。
「音楽祭のメンバーは、日野さんから変更した方がいいのではないでしょうか」
「何故、そう思われたのです?」
「昨日、彼女が原因で普通科の生徒と音楽科の生徒が言い争っていたと聞きました」
吉羅は黙っている。
それを仲裁したのは自分だと言わないのは何故だろう。

「それに、日野さんは技術的にも未熟です。かといって練習に打ち込んでいては学業の成績を落としてしまうでしょう。ですから――」
話を続けようとする男性教師を制し、吉羅が口を開いた。
「――わかりました。では、私が責任を持って彼女を成長させましょう」


香穂子は自分の処遇がどうなるのか気がかりで立ち聞きしていたところ、思いっきり吉羅と視線が合ってしまった……

「おや、噂をすればなんとやらだね。日野君、というわけでこれから暫く私が君の面倒を見る。ヴァイオリンも試験勉強も、他の人間に文句を言わせないようにするから、そのつもりでいるように」
「り、理事長が、私を……?」
「――日野さん、理事長がこう仰っているのだから、学業も演奏も頑張るようにね」
男性教師はそう言って職員室の方へと向かった。
香穂子は詳しい話を吉羅に聞きたかったが、もうじき昼休みが終わる頃合だ。

「今は込み入った話をしている暇はない。放課後理事長室に来るように」と言い置かれて、立ち去られてしまった。

突然の急展開に混乱しつつ、反面楽しみでもある。

自分の窮地を鮮やかに救ってくれた吉羅が、なんと勉強と演奏までも指導してくれると言うのだから、期待しないではいられない。

自分を成長させてくれると吉羅は言っていた。
それこそ願ってもない。
吉羅が指導をしてくれるのなら頑張るという気持ちになれる。
香穂子は弾む胸を押さえながら、放課後になるのを待ち受けていた……

(第二段階に続く)

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――今夜までに、この策定資料を仕上げなければ。
私は日野君にコーヒーを淹れてもらう傍ら、ひたすらにPCに向かって文書を練り上げる作業に没頭していた。
「ねえ、理事長。今夜の月はスーパームーンって呼ばれるそうですよ」
なんだそれは……どこかのアニメの主人公のような名称だな。
無粋な呼称だと思いつつ「それがどうかしたのかね」と、口先だけで彼女をあしらう。


昨晩が満月だったのだが、生憎の曇り空でよくは見えていなかった。
今夜は月が最も地球に接近し、大きくはっきりと見える。
その現象をスーパームーンと呼ぶのだそうだが、もう少し気の利いた名付けはできないものだろうか。
「で、スーパームーンがなんだって?」
作業中の手を止めて彼女の方に顔を向けるが、彼女は言葉を濁した後に、黙り込んでしまった。
多忙な時だからこそ、女性特有の拗ねたり愚図ったりという現象は苦手だ。
ただでさえ気持ちがささくれ立っている時に、変に絡まれては敵わない。
「言いたいことや、したいことがあるのならはっきり言ってくれたまえ」
こちらは超能力者でもなんでもないのだ、口に出して言わずにいる事柄を察知しろなどと無謀な要求は御免被りたい。

「お忙しいのはわかっています。でも、今夜は五分間だけ私にください――」
おやおや、随分と控えめな要求だ。
この状況を理解してくれているのはわかる。
今夜のうちにまとめねばならない文書を作成し、現在打っている文をその叩き台にはしておきたいのだ。
「――わかった。三十分ほど待っていてくれたまえ」
「はい」

私の叩き続けるキーボードの連続した音だけが、理事長室に響いている。
今は頭脳をフル回転させている時なので、下手なBGMも何も要らない。
ただ静かにそこに居てくれるだけ、それだけでいい。
彼女が傍に居ることすら忘れかけてしまうほど――静かだ。
時折彼女が読む本のページを繰る、紙の擦れる音の他には、部屋の中は静まり返っている。
最初こそ彼女は私の文章を打ち込むスピードに驚嘆していたが、そのうちに興味を失くしたようだ。
ああ、真面目に秘書が欲しい……
自分で何もかもをこなさなければならないのは、時としてオーバーワークとなり果ててしまう。
取り立てて有能でなくともいい、凡庸でいいから自分の仕事を代わりにこなしてくれる人材が居てくれたらいいのに。

弱気な思考が浮かんでしまうのは、やはり疲労がもたらしているのだろう。
――現実には有り得ない希望的観測を持つなどとは、くだらない。
そんな戯言は心の片隅に追いやり、ひたすらに目前の作業に没頭する――



――やっと一段落つきそうだ。
私は作業をやめて日野君の方に顔をやると、彼女も私の視線に気付いた。
腕時計の盤面の時刻は夜の八時を示そうとしている。
「これで大方の目処はついた。君を送って行こう」
なんとも言えない微笑を浮かべる彼女が、いじらしく思える。


私が駐車場の方へは向かわず、徒歩で正門に向かって行くのを見て彼女は車には乗らないのかと訊いてきた。
「せっかくの月を見るのならば、歩いて日野君の家まで送って行くよ」
手も繋がず、腕も組まずに肩を並べて歩く。
夜空に浮かぶ星々と、望月から一日経ってほんの僅かに欠けた月を眺めながら。

ゆっくりと歩く彼女に合わせて、秋の気配を伝えてくる夜風に吹かれながら足を運ぶ。
ちょっとした散策気分を味わいつつ、彼女の住居までの約一kmを歩いて行く。
今は暑くもなく寒くもなくて、昼間よりも少し冷えた夜気が心地いい。
「――あ、すごい。きれい……」
月の周囲が薄い雲に覆われ、その丸い輪郭が光でぼやけたように滲んでいく。
月光を丸く囲むようにして現れた複雑な色合いが、まるで円形の虹のように広がって見える……
「……ああ。虹のようだな……」
暫し足を止めて、その幽玄な現象に見入るために道の端に佇んだ。


雲が厚くなり、月の姿を覆い隠す頃に再び歩き出す。
「――昨日は十五夜だが、今夜はなんと言うか知っているかね?」
気の利いた教師ならばその手の説明があるやも知れないが、相手はあの金澤さんだ。
おそらくは風流ごとに関する話題など出しはしていまい。
「いえ、わかりません。……十五の次は十六だけど……?」
「十六夜と書いて、いざよい、と読むんだ」
「十六夜……素敵な響きですね。今初めて知りました」
やはり知らなかったか。
花鳥風月、四季折々の事象に触れて感性を磨くのは彼女のために他ならない。
「せっかく、日本古来からの美しい言葉があるのだからね。無粋な外来語で表現されては興醒めというものだ」
「そうですね。私もそう思います」


――そうしているうちに、日野家の門前まで辿り着いた。
「じゃあ……。あの、今日は嬉しかったです」
月見の散歩が嬉しいなどとは、ずいぶんとささやかで可愛らしい望みだ。
そんな彼女にとある言葉をかけたくなってしまった。
「今日は、月が本当に綺麗だったね」
「……ええ。そうですね」
言いながら、彼女は首を傾げている。
やれやれ、これも通じないか。
私は苦笑を浮かべつつヒントを与えることにした。
「月が綺麗ですね、の語句で検索してみたまえ」
「あ、ちょっと……」

引き止めたがる彼女の言葉を背に小さく手を振り、私は学院の方へと踵を返した。
ここで全ての種明かしをしても面白くない。
後は彼女自身で、答えを引き当ててもらわなくては。



今頃はさぞ驚いているか、慌てているだろう彼女の反応を思うと、いつしか唇が笑いの形を描いているのに気付く。


――何気ない日々の、変わりゆく季節の移ろい。
小さなことでも共有できる相手がいるというのは、悪くはないものだ。

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「理事長、知ってますか?今日の月ってスーパームーンって呼ばれるらしいですよ」
「……それは知っているが。それがどうかしたのかね?」
香穂子の問いかけに顔を上げもせず、PCに向かっている吉羅。

「……どうかしたのか、って言われても……」
まさかそんな返しが来るだなんて思ってもいなかったので、香穂子は口ごもってしまった。
そんな、木で鼻を括るような言い方をされるとは予想外だ。
ただ一緒に、美しい月を眺めることができたなら嬉しい。
そう思っただけだったのに、吉羅はひどく素っ気ない態度なので、この話題には無関心そうだ。

軽やかなキータッチの音が静寂に満ちた部屋に漂い、キーボードの上を素早く動き回る吉羅の手指を、香穂子はじっと見つめた。
しなやかな、まっすぐに伸びた美しい指先。
今は真剣に仕事に励む吉羅の整った顔に見入り、やっぱりかっこいいなあ……と胸の裡で呟いた。
ただでさえ仕事に打ち込む男性の姿は二割増しくらいに見えると言うが、吉羅の場合はもっと、それ以上に……


少しの沈黙の後に、吉羅が手を止めてモニタから顔を外した。
「で、スーパームーンがなんだって?」
「いえ、あの……」
少しの間でいいから、一緒に眺めたいと言いたい。
でも、彼は今とても忙しそうだ。
「言いたいことや、したいことがあるのならはっきり言ってくれたまえ。伝えもしない要望を私が察しないからと愚図られたり、拗ねられるのは苦手だ」
きっぱりとそう告げられてしまうと、言い方はきついのだが彼の言い分ももっともだ。

「――とてもお忙しいのはわかってます。でも、今夜は五分間だけ私にください。理事長と一緒に、月を見たいんです。それだけです」
香穂子の顔を見つめる吉羅の視線を感じながら、一気にそれだけをまくし立てた。
「了解した。あと三十分ほどでこの文書作成を終えるから、それまで少し待っていてくれたまえ」
「はい……」

すぐに吉羅はモニタに顔を向け、再度滑らかなキータッチ音を響かせ始める――
その音がなんだかリズミカルで、キーボードを使っての音楽演奏のようにも思えてくる。
吉羅が文章の入力をしている動作は目にも止まらないほど素早くて、彼の頭の中で既に完成している文章が、何もないモニタの空隙を埋めて叩き出されていく様は圧巻だ。
この人は、本当に頭がいいんだな……
そんなことを思いながらも、香穂子の存在など忘れたかのように仕事に熱中している吉羅の姿を見守っている。


――もうすぐ、こんな関係になってから一年。
その間に、数え切れないほどの出来事があった。
最初は、この理事長室に入るのがとても怖かった。
入ろうとしてもなかなか勇気がなくて、ドアの外で立ちつくしていたのを覚えている。
それが、今では彼の要望でコーヒーを淹れるために呼び出され、喜々として応じている。


退屈しのぎに書棚にある本を読みながら、香穂子は吉羅の仕事が一段落つくのを待っていた。
少し待てと告げてから約三十分が経った頃、彼の手が止まった。
「日野君。もういいよ。これでとりあえずの目処はついた」
時刻はもう夜の八時近くになっている。
「少し遅くなってしまったな。送って行こう」


校舎から出ると、吉羅はいつものように駐車場には向かわず、まっすぐに正門の方へと歩いて行く。
「今日は車、乗らないんですか?」

「せっかくの君の誘いなんだからね。たまには歩いて行こうじゃないか。月見の散歩も悪くはない」
香穂子と肩を並べ、ゆったりとした足の運びで歩く吉羅が微笑している。
手を握ることもせず、ただ隣り合って歩く。
「――昨夜が満月だったそうだね。しかし、スーパームーンというのはなんとも無粋な呼び方だと言おうか……」
「昨日の満月と、地球に最接近する今日の月とは一日ズレたそうですね」

ガードレールの内側、道の端に寄ってゆっくりと歩きながら、二人とも互いの顔は見ず、視線は夜空に向かっている。
「わ、すごい……雲が……」
まん丸にしか見えない月を、薄い雲が淡く覆うと、月の周囲にまるで虹のような美しい色彩が縁取るようにして現れた。
「虹のようだな……」
吉羅も立ち止まって、月の周りを流れる雲が行き過ぎる様に見入っていた。


香穂子は、そんな彼の端正な横顔にちらりと視線を移す。
――白銀の月光を浴びている吉羅の姿こそ、なんとも言えずに際立って映える。
「昨日は十五夜だったそうだが、今夜はなんと称するのか知っているかね?」
「いえ。あ、でも……十五の次だから、十六日でしょうか?」
「十六夜と書いて、いざよい……と読むんだ」
「十六夜……きれいな響きですね。今、理事長から教えられて初めて知りました」
「せっかく、日本古来の美しい響きの言葉があるのだから、その呼び方をしたいものだね。無粋な外来語など使っては興醒めだ」
「そうですね……私もそう思います」
香穂子は吉羅に同意をして、彼を見た。


香穂子の家の前まで来て立ち止まった吉羅に「ありがとうございました。……嬉しかったです」と彼女は一礼した。
「今夜の月は、とても綺麗だったね」
香穂子の顔をまじまじと見つめながら、吉羅は意味ありげに笑っている。

何をわかりきったことを、と思いながら香穂子は首を傾げた。
「……わからないか。月が綺麗ですね、という語句で後で検索してみたまえ。では、おやすみ」
「えっ、あの――」
吉羅は片手を軽く振ってみせて、学院の方へと歩いて戻って行った。
その背中が小さくなるまで見ていた香穂子は、早速自室へ戻って着替えると携帯で検索を始めた。


検索した結果、香穂子はびっくり仰天する羽目になった――
それはつまり、一種の遠回しなプロポーズの言葉になるのだ。
しかも発案者は夏目漱石で、英文を婉曲にこう表現する、日本人の奥ゆかしさを表すための、創作なんだというエピソードが綴られていた。

――また、こんな思わせぶりを仕掛けてくる。
博識な彼の言葉に翻弄されて、惑わされて、あれこれと考えさせられて――
それでも、それが心地いい。
「十六夜……か」
香穂子は窓を開けて、暫し美しい月を眺めた。

こうやって、彼と同じ月日を重ねていけたら……
香穂子の胸の中に潜む、密やかな望みだった。

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ああああああ、やっと完成したあああああ
修正に修正を重ね続けてきましたが、やっとこさ完成しました…


全部で33ページになり、パートカラーです。
DLsiteに圧縮データを送りました。
そこから性描写がやばいかどうか、モザイクかけるかどうか等審査を経るので、送付から掲載まで二日がもうちょっとくらいかかる見込みです。
まあもろな描写はしてないんで大丈夫だと思いますが(´・ω・`)



昨日追い込み作業中、エアコン入れずにノートPC弄ってたら熱暴走起こしてくれました。
データが飛んでは困るので、絵をいつもバックアップしてるSDカードと、今回はちゃんとDVD-Rに焼いて、とにかく机に向かって作業

卓上ファンを買って熱暴走を防ぎ、最高で96度まで上がったCPU温度が、今は50度そこそこまで下がってくれました。
暑がり汗っかきな私も卓上ファンに当たれて一石二鳥です♪
…テキスト販売したお金が簡単に吹っ飛んだwww


その時々の渾身の力をこめて描いてるつもりですが、マンガはめちゃくちゃ労力かかりますね(´・ω・`)
できるだけ理事長様に似せたいという想いが余計に作業を込み入らせる…

しかもエロだし、家人の留守や離れてる隙にしか描けないので、一層時間がかかりました。

漫画をアップしたら、今度は滞ってたテキスト、クリスマスから後の香穂子ちゃん二年生のお話をまとめて販売にこぎつけるつもりです(´・ω・`)


それにしても疲れたああああああああ

なのに悪戯書きで一昨日マンガ描いてました。
理事長疲れてるんですね。だからアンバトも全国大会もなかなか来てくれないのね!
そうなんですよね!!と自分を慰めてました (´;ω;`)

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やあみんな、台風一過したけど元気でいるかな?
ん?誰だい、大学とかからこんなところを見ている悪い学生さんは?
困った子だな、宿題はもう終わったんだろうね?

え?僕はとっくに宿題なんて終わらせちゃったよ。
あとは香穂子とそりゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃして過ごす算段だよ、完璧だろ?

ん?僕の顔つきと口調が違うって?そりゃそうだよ、僕は高校一年生だよ。
左側のプロフ画像の大人理事長は、エロマンガの最初の一コマ目だよ。
物凄く気合を入れて、これだけで一日くらいかけて描いたそうだよ。あほか…



なんか作者は突発的に高校生の暁彦が描きたいと言って頭かきむしってて、二時間くらいで描いちゃったらしいよ。
そんな暇あったら大人理事長と香穂子のハードエロマンガ描けっつうんだよね。
もう仕上げの段階らしいんだけどさ。

そのうち僕がバスケやってるとことか、僕と香穂子のキスシーンとか、あれこれ描きたいらしいよ。

絵が本業といえば本業なんだけどね。文章もちゃんと書いてるよ。
「ナイトプール」だってさ。
聞くからに妖しい響きだな……

出来上がったらここでパスつきで公開する予定だから、是非読んでね。
どうしてもわからない人、ゆかっぴいに問い合わせてね。
パスがわからないモバ友さん、グリ友さんには教えたいそうだよ!

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連日炎暑の続く中ですが、皆様お元気でしょうか?
ここんとこお腹の調子がいまいちだったのがやっとよくなり、毎日地道に机に向かい、やっとエロマンガ「賭けの結末」の終わりが見えてきました♪

全部で30ページ、時々微妙にフルカラーが入りますが、基本はモノクロになります。
最初の方に描いた方のページに手を入れて、月末にならないうちに出したいです(`・ω・´)

そして、炎熱のさ中ですが暦の上では立秋が過ぎて残暑お見舞いです。
理事長を脱がせたエロマンガの1コマですが…
つづきはこちら からどうぞです(´・ω・`)


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――七月七日、七夕。
生憎と朝から薄曇のどんよりとした空が広がっていたが、ついにその灰色の梅雨空から雨の雫が落ちてきた。
湿った空気が肌にまといつくのが少し不快だ。
校内のあちこち、とりわけ音楽科のレッスン室や教室では「たなばたさま」の曲が演奏されているのが私の耳に入ってきた。

笹の葉さらさら……か。
最近では、もう滅多に見られない光景だが街中でたまに笹飾りをしている家がある。

それすらも珍しいものになってしまったが、風流を愛でる気持ちになれる。
何故か大きめのスーパーや広いコンビニ、公民館や図書館などで大きな笹に色とりどりの短冊がたなびいている。
小学校の頃には、体育館に大きな笹が立てられ、そこに願い事を認めた短冊を吊るしたのを覚えている。
それ以来、年中行事としては自分が参加することなどないまま過ごしてきた。

今夜は仕事で残業なので、日野君を送ることはできなかったが彼女は徒歩で先に帰宅した。


夜闇の中、自宅に帰る前に立ち寄った大型スーパーのレジ付近にある短冊を、暇潰しがてらに読んでみた。
「横浜DeNAがゆうしょうしますように」
おやおや、まるで金澤さんの願い事のようだ。
困難で神頼みをしないとならない目標だと言えば、彼は実際優勝したことはあるんだと怒るだろう。
「サッカーせんしゅになってワールドカップでゆうしょう」
……これはまた遠大な望みだ、彼に幸いあれ。

「バレエが上手になりたい」
「今度の空手の試合で目指せ優勝」
「もっと本がたくさん欲しい」
「弟か妹が欲しい」
「K学院に合格しますように」
……こちらは現実的で、しかもそれぞれに切実な願いだ。
願い主たちの家庭の事情までもが透けて見えそうなリアリティを感じる。

笹の葉や他の短冊の間から、ひっそりと覗いたピンクの短冊に私の目が留まった。

「次のコンクールで賞を獲れますように。A・Kがもっと優しくなるように。K・H」

――見覚えのある筆跡に、そして思い当たる節のある願い事。
彼女の好きなピンク色の短冊に書かれた願いのうち、前半はいいとして後半はどうなのか。
学院から少し離れ、彼女の家の方向と真逆にある店だから、わからないとでも思ったのだろうか。
別に私は、いつでも紀○国屋や成城○井だけで買い物をしている訳でもないと言うのに。
イニシャルと中身だけでもよくわかるその願望とやらを叶えてやろうかと思い立つ。

家に帰り着き、出来合いの惣菜もので夕餉を済ますと、おもむろに彼女の携帯に電話をかけてみた。

『はい』
「ああ、私だよ。A・Kだ。私は優しくはないかね、K・H君?」
彼女は黙ってしまった。
『……何のことだか、理事長のおっしゃる意味がよくわかりませんが……酔ってらっしゃいます?』
「ほう、とぼけるのも上手になったね。知っているんだよ。君と一回寄ったことのあるYスーパーでピンクの短冊を読ませてもらったよ。次回の受賞は、君ならできるだろう。信じているよ、頑張ってくれたまえ」

私の言葉に、受話部の向こうで彼女が沈黙したままでいる。
『……はい。でも、それは今度、ちゃんと顔を見て伝えてくださいね』
「了解したよ。で、どうかね。今度は始まる前に抱きしめてキスでもしてあげればいいのかな?」
からかいの調子で言葉をかけると、彼女は口ごもっていた。
『そんなことされたら、却って混乱しちゃいます……第一、伴奏の森さんだっているのに』

「……今夜は曇っていて、年に一度の逢瀬を楽しむ織姫と彦星の姿は見えないな」
『なんか意外です、理事長がそんなことを言うなんて。非科学的だとでも言いそうな感じなのに』
日野君の声が怪訝そうにやや顰められるが、それほど意外なのだろうか。

「三十路を過ぎて、妖精さんにつきまとわれている時点でお察しだよ。遥か彼方の人智の及ばぬものに願望をかける、未来を願うという気持ちは太古の昔から連綿と続く、人間の自然な感情なのだろうね。……深遠な宇宙の神秘に、それにまつわる神話にロマンを感じるというのも悪くはないものだよ」

『そういえば、理事長の願い事ってなんですか?』
不意に突拍子もない事を訊かれてしまった。
少しの間考えてみる。
「経営の安定化と、学院のレベルアップといったところかな」
『それじゃあ、理事長としての経営目標じゃないですか。何かないんですか、吉羅暁彦個人としての願望は?』
いつになく突っ込んでくる日野君の舌鋒に苦笑しつつ、私は答えた。
「そうだな。もう少しアルジェントには悪ふざけを抑えてもらいたいね。それくらいかな」

『――もういいです。訊いた私が馬鹿でした……理事長こそ、悪ふざけが過ぎます。おやすみなさい』
憤然とした口調に変わってしまい、今にも通話を切りそうな彼女を引き留める。
「切るのは待ってくれたまえ。もう少し、君とこうして話していたい。そして明日、何か気の休まるような曲を奏でてもらえないか」
素直な気持ちを語ったつもりだが、彼女は少しの間沈黙している。
『……はい、わかりました。どんな曲がいいですか?』
「そうだな、ドビュッシーの夢と、月の光。それを頼むよ」

電話を切った後、不意に空を眺めたくなってカーテンを開けた。

雨の止み間、曇の切れ目から柔らかな月光が時折覗いてくるのを見、何故だか安堵した気分になった。

――遥かな空間を隔てても一瞬で繋がれる、携帯電話というのも悪くはないな。
密やかに、誰にも邪魔される事なく時間を分かち持つ。
彼女は織女というよりも、音楽を紡ぐ……差し詰め弁才天か。
琵琶をヴァイオリンに替えればそうなる。
人の心を揺すぶる音を奏でる稀有な少女の願望は、近日中に叶うことになるだろうか――

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こーゆーんじゃなかったのかよっ!!

…と思ったのでつい予想してた図を描いてしまいました。
理事長の着ぐるみ姿を想像してたのに~~~(´・ω・`)

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【理事長×香穂子 R18 二学期末まで 1話~29話】 発売開始されました!!

理事長×香穂子 R18 二学期末まで 1話~29話 DLsite.com直リンク


吉羅理事長に呼び出される1話から、かほたんが処女を奪われる18話(ここらへん繰り返しPVの数がすごく多かった辺りデス)
何度も体を重ねてやられまくり、ピロートークをしている29話までです。

ちょっと書き足しがしてあり、理事長の容姿の描写とか連載時より細かくなっていたりします。



おかげさまで貧血は改善傾向にありますが、まだ暫く鉄剤の投薬治療は続きます~
216円ですが、半分はDLsiteの取り分なのです…(´・ω・`)
今回はPDF同梱にして戴きました!1メガを超えていてびっくりです…すんげえ長いな~と自分でも驚きました。

どなたかがお気に入りにしてくださったり、実際に購入してくださったのでとてもとてもありがたいです (´;ω;`)

さて、次はクリスマスからお正月にかけての分をまとめ直します。
次は29話までより少し短い分、書き下ろし部分をつけようかな?と画策中です。

どうぞよろしくお願いします<(_ _)>

拍手[3回]


【AF吉羅理事長視点「○彦兄さま」】 AF吉羅理事長視点「○彦兄さま」 DLsite.com直リンク


が、販売開始されました♪ 上記のバナーを直接押してくださると、即作品ページに直行できます。
25ページで108円。
書きあがるまでに一週間くらいかかりました…
全編理事長様の独白になっていますので、読んでみたい方はどうぞダウンロードしてくださいませ<(_ _)>


http://www.dlsite.com/girls/welcome

お支払い方法はVISA、MASTER、JCB、楽天、ビットキャッシュ、ナナコ、ドコモケータイ等々多岐に亘っております。


今描いてる最中の理事長→香穂たんの捏造話のコミカライズも精力的に進めております。(当然エロです(*´д`*))

予告として一番出来のよかった絵の下書きを抜粋しました。
http://www.dlsite.com/girls/announce/=/product_id/RJ177553.html


↑これが冒頭部分の下書きの一部です。このコマだけで二時間くらいかかってる?それ以上?

全部のコマをこのクオリティで描けたらいいんだけど、その時その時の精一杯で描いています(`・ω・´)シャキーン

初めて彼のを口で。ジャンルはぶっ○○か(`・ω・´)シャキーン いきなり下品になる…orz
それで話を途中ではしょっても十ページ過ぎました。

……初体験のはじめの部分までで、既に20ページ以上になってしまいますた。
理事長様の逞しい裸体描くのが楽しみで仕方が無い(*´д`*)
貧血なのでねっころがりながらシャーペンで描いてましたが、時々落書きではすまないレベルの気合の入った絵を無駄に描いてます(´・ω・`)

かほたんをモノにしようとする→ショッピングモール車中→コンサート後かほたんから誘う→りじちょにピアノ弾いてもらう→口でさせられる→初体験♪
という流れです。

初手はラブラブなシーンが多いけれど、三度目の性体験からは怒涛のようなハードエロ展開、しかも拘束ありとか、もはや陵辱っすね( ゚д゚)

マンガにすると、より過激になったり、より甘くなっています(完璧に文章通りのマンガ化じゃなくアレンジ加えてます)

理事長様のお話には需要があるので(まず私が自分で萌えるためにアウトプットしている)ので
頑張って描きます!!

拍手[2回]

プロフィール
HN:
yukapi
性別:
女性
職業:
イラストレーターみたいなもの 自営
趣味:
読書。絵を描くこと、文章を書くこと。
自己紹介:





なんだかいろいろと絵や漫画を執筆中。…吉羅理事長勝手ノベライズ+捏造小説他公開中.理事長ゆず風呂漫画3完成して一応完結しましたw





100万人の~をベースに現在の時系列で勝手ノベライズ&完全空想エロありエピソードを書いています。時に微エロ・ハードエロありですのでご注意を!







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